2019年01月16日

うしとら…ついに終幕!!!!

image1.jpeg




舞台版うしおととら…おわりました。
長かったですねぇ。
私たちお笑いサタケ道場が関わり出してからもなかなかすごい年数が経ったように思います。
一度きりの振り返りなんかをしみじみと…

立部個人では、他所の舞台で稲森さんと共演させて頂き、ご縁で桜川時代に受付スタッフとしてお手伝いに行った事があります。
ちょうど鎌鼬三兄弟の話でした。
その時大概なカルチャーショックを受けました。
コッソリ白状すると、こんなのうしとらじゃない!と思った事もあります(笑)
そして劇団員、佐竹仁と山本誠子が畜生からくりにて初演。
私が役者として初めて出たのが伝承候補者編、四人目のキリオ。
そう、初めて頂いた役が斗和子です。
実はこれ、人生初の妖艶さを求められたお芝居でした。
妖艶とは…?な役しかやった事のなかった私。
一言で言うと、もがきました。
すぐに消滅してしまう役にも関わらず、意外にもお客様に愛してもらえたようで…初めて知らないお客様にたくさんお声をかけて頂けるようになった思い入れのある役となりました。
最終決戦までにもちょこっと回想で登場したり、白面混じりな使い方もして頂き、最終決戦では見せ場を頂き、本当にやり切ったな斗和子…!
といった感じです。
そしてもう一つ、私が最初から最後までさせて頂だけた大事な役が、ハマー機関ヘレナ・マーコフ博士です。
これも死んじゃう役ですが、もらった時はすごく緊張したのを覚えています。
私…これイケるか?!て(笑)
確か人生初の老けメイクを覚えた役です。
最後、冥界の門から世界を覗かせて頂きまして…結果本当にヘレナもやり切らせて頂いた気持ちです。
漫画をリアルタイムで読んでた時に、ハマー機関が渋すぎてカッコよくて、物凄く好きで、兎に角ヘレナの人生をやり切るための役作りに苦労した記憶があります。
演出と若干いや、かなり戦った気がします。
武力行使はしてません。
オリジナルと違い、原作がある。
それは描き手、書き手の意図を読み取る以外にも読み手、観客、それぞれが理想のうしとら像があります。
私もそうです。
斗和子の時もそうでしたが、それでも演出の出した課題と自分のやりたいビジョンと、第三者が見る理想のビジョン(これはお客様に出す前なので役者仲間です)をどれも消化した時、誰にも真似できない役になる気がします。
その時まで出来なかった事が出来るようになる瞬間です。
これらをやり切らせてくれた稲森さんには直接具体的な事は伝えた事がないのですが、非常に感謝しています。
でも全部死んじゃったのでもう役がないのでは…?
そう思いつつ参加していた事も。
途中もらった役はいろいろありました。
威吹、守矢、片山、インド人、おや…本編名前付きはオスばかり。
番外編の鏢では名もなき女優。
こりゃまた難儀しました。
歌て!!!!
OM来るまで人前で歌う事などなかったものですから、毎回頭かかえてます。
そして女優なのに観に来た兄にはニューハーフと深読みされる。
…私は肩出しNGていつも言ってる。
そしてもう最終決戦に差し掛かる頃、頂いた役が鎌鼬、雷信でした。
実は言ったことあるかもなんですが、昔から漫画では鎌鼬兄妹が一番好きな私。
もちろん中でも一番は、かがりラブです!!!
しかし悲しいかな絶対に回ってこないであろう役(笑)
そう思ってたら、これまた大好きな雷信をやらせて頂ける事に。
いろいろな諸問題で…ぶっちゃけ服のうっすいにーさんイケる??!!て、悩みましたね…
雷信になる為に全力で協力してくれた自他共に認める鎌鼬モンペ冨田亜紗子さんに多大な感謝を…!!
そんな感じで私の舞台うしとら人生は終わりました。

私を舞台うしおととらの中で生かしてくれた全ての関係者、お客様に感謝してもしきれません。

そして、舞台うしおととらに携わってきた
全ての関係者、スタッフ、お客様方、藤田先生、稲森さん、お疲れ様でした!!!!!!
ありがとうございましたー!!!!

それぞれの新たな門出に幸あれ!!!!
posted by madoka at 16:18| Comment(2) | 日記

2019年01月01日

明けてしまってました!

毎年恒例になりつつある、おせち戦争なうです。
まだ詰め終わってません。
なうです。

いや〜昨年は本当に激動の一年でした。
おわサタは一人ずつ死んでいくんかな、て思うくらいあまり後先考えてなかったですね。
気がついてしまった事と言えば、少々調子が悪い時でも、私も佐竹も意外とタフやな…?て事ですかね。
いろんな人に心配されましたけどホント、割と大丈夫なのです。
全然今すぐ戦える、てくらいには。
酒飲んだ時のコンディションちぇっくも今戦ったら負けるかどうか、みたいな。
今戦ったらヤバイてなったら体調管理失敗説。
武術家あるあるですかこれ?

そんな余談はおいといて!
今まで関わって、そして支えて下さった皆様、本当にお世話になりました。
多くの方々に感謝しつつ、今年もどうぞよろしくお願い致します!!!
皆様にとって、今年一年が良き一年でありますように!!
posted by madoka at 03:08| Comment(0) | 日記

2018年11月27日

11月公演全て終了!!!

image1.jpegimage2.jpeg





11月まずは!
お笑いサタケ道場
『時をかけるおっさん完結』
完結しましたね〜(笑)
しかし!
12回目の公演は来年2月予定!!
予定…!!!


そして!
舞台版うしおとおら
『最終章うしおととら-前編-』
まさかの字伏、黒炎という被り物で早替えコンボ。
まさかまさか、この歳で被り物二役やることになるとは…!(笑)
なかなか面白かったです、私は。
私と如何に気付かれないかがポイント!!
上手く化けていたのでは…?
もうさすがうしとら最終章、どこを切り取ってもアツイ名場面だらけでしたね!!

改めまして、今月もこの二つの公演を無事に終える事が出来ました。
関わった全ての役者、スタッフ、そしてお客様に大感謝!!!
特に客席でご不便をおかけしたかと思うのですが、ご協力頂きまして本当にありがとうございました!!


ここからはお笑いサタケ道場的な余談でございますが…
今年1月から始まりました、月一公演企画、月刊お笑いサタケ道場が無事に完結を迎えました。
エンターテイナーとしてはあるまじき告白があったのかもしれません。
でも、この1月から続けてきたからこその完結だったと思います。
1月の時をかけるおっさんの一人芝居は、自分が出るわけではないのに、めちゃくちゃ緊張したのを覚えています。
気が気じゃなかった!!
でも毎月、10月までを自分たちで乗り越えてきた全ての事が、11月の佐竹の一人芝居をまた別の心持ちで腹をくくって送り出し、観守る事が出来たと思います。
一年間ずっと支え続けてくれた公演に携わってくれたシアターOMを始めとする役者スタッフ全ての方々、そして同じようにお芝居を楽しみにしてくれたり支えて下さったお客様方に、感謝しても仕切れない想いです。
私も最後に告白をするとするならば、2つだけ、悩んだし悔やむ事もあるのです。
山本誠子が『もう一度必ず舞台に立つ』と言っていました。
私も、必ずもう一度舞台に連れて行くと言いました。
それは、どんなに命をかけてもそれは叶いませんでした。
彼女を舞台に連れて戻りたい一心もあり、私は闘病生活に入る彼女の分も背負う気で、なによりも彼女に負けない役者であり続ける為に舞台に立ち続けました。
でも、本当は寂しがりの彼女は、私には舞台に立つ事よりも、側にずっといて欲しかったのではないかと、そう思う事もあったのです。
毎日のように病室に足を運び、何時間も一緒に過ごした日々も確かにとても大切な忘れられない日々でした。
ずっと最後までそのように過ごしても良かったのかもしれないのです。
もう声もあまりだせず、薬の影響で会いに行っても眠っている事が多かった。
会いたがっていた人達みんなに会いに行ってもらいたい反面、ラインなど文面で会話をしているといつもの彼女と変わらない。
実際の彼女はほぼ会話もままならない、表情筋も死滅したかと思うほど表情もほとんどなく眠っている、そんな彼女に会わせて良いものかと、ショックを受けるのではないかと葛藤の日々。
彼女も弱った姿を見せるのは好まなかったから…
彼女が居眠りをこきながらする会話。
長い時間の中で、必ず一回は私の話に声は出ずともめっちゃ笑ってくれていました。
しかし普段からカツラも外してしまっていたし、どうしてもいろんな人と会うと体力を使ってしまう、命を削ってしまう。
終わりが近いなんて考えたくなかったから、もう少し体力がついたら、元気になったらみんなに来てもらおうとか…
どうする事がベストだったのかは今でも分かりません。
ただ、私たちは必死だった。
何よりも闘病する本人と家族は本当に必死だった。
正解も不正解もきっとない。
自分で全てその時その時に、選んだ。
でも、そう、私の中で悩ましく後悔らしきものがあるとしたら、公演期間中、彼女を置いてきたこと、彼女に会いたい人、きっと彼女が会いたい人を呼ぶタイミングの悪さ。
悔やまないからな!と言ってみたものの、やはり悶々としておりました。
も、しゃーない。

そんな想いを全て置き去りにして日々はまた一年、過ぎていきます。
元々一つしか歳が違わなかったので、今月でとうとう彼女の歳を越えてしまったのです。
でも今年はね、本当にいろんな人がお祝いしてくれました!
芝居仲間と、お客様にもいっぱいおめでとうと言って頂けたのですよ。
単純に嬉しかったです。
また一年、大事に生きていこうって思いました。

そんなわけで、締めは賄い隊長たもつさんが作ってくれた11月オムライスの写真と、誕生日プレゼントがアマゾンさんを通して届いた差出人不明なびっくりプレゼント(ちゃんと後でわかりました!)を抱えて歓喜する出っ歯担当、立部字伏の写真でお送り致しました!
いろいろ皆様に頂いた食べ物、飲み物、お花、お言葉、大事に平らげさせて頂きました!!!
あ、お花は食べてません。
お気に入りのものと一緒に飾ってます!
ありがとうございました!!

これからも皆様のご健康と笑顔が守られますよう、心よりお祈り申し上げます!!
また近いうちにお会いしましょう!!!
posted by madoka at 19:14| Comment(0) | 日記

2018年11月03日

11月の公演情報!!

お笑いサタケ道場


月一公演企画最終話!

時をかけるおっさんの罪とは?

先に逝ってしまった君に捧ぐ物語。

堂々の完結編は、佐竹仁の一人芝居!!!

最後にたくさんの読者が目撃するその内容とは…?


今回、立部は受付におりますよ!

ヤキモキしながら、劇場にてお待ちしております!!


月刊お笑いサタケ道場第十一弾


「時をかけるおっさん完結」




2018年11月9日(金)〜11日(日)


11月


  9日(金)   19:30


10日(土) 15:00 / 19:30


11日(日)    14:00 / 18:00


前売・当日共通

大人 2500円

学生 1500円(※要学生証)

高校生以下 1000円(※要学生証)



立部円チケ窓口↓


https://www.quartet-online.net/ticket/ossan?m=0bfgbeb



そしてこちらもフィナーレに向けて始動…!!!

何がなんでも!

走り抜けてやるぜぇえー!!!

こちらは立部出演しておりますよ!!↓


舞台版うしおととら

「最終章うしおととら -前編-」

11月

22(木)19時半

23(金)19時半

24(土)15時/19時半

25(日)14時/18時


料金:前売1500円/当日1800円


立部円チケ窓口↓

https://www.quartet-online.net/ticket/ushitora55?m=0bfgbeb


どちらも場所はシアターOMです!


【会場】

シアターOMアトリエ(大阪市天王寺区清水谷町8−19)

※最寄り駅は谷町六丁目駅です。


問い合わせ

シアターOM事務所
















0643927121

posted by madoka at 22:52| Comment(0) | 日記

2018年11月02日

立部のちょっとグロい妙な夢?〜死を受け入れる編〜※閲覧注意※

私は、夢の中で死ぬ夢を見る事はなかったのですが、最近見た夢がそんな夢だったので一つ思い出した夢があります。

突然時代劇風な場所だったと思います。
何故だか私は、その夢の最初から死ななければならない事が決まっていたようです。
どうやら自決せねばならないようでした。
そして夢の中で私は、せざるを得ない、その必ずやってくる死を受け入れていました。
短刀だったと思います。
持っていた獲物は鞘から抜くと何故かぼろっと崩れる、というか折れていました。
刃先が余計に短くなって、でもやたらと切れ味は抜群で、イケる!てわかっていました。
その時の私はとても静かに死を受け入れていたので、特に気にするでもなく、折れた刃をよりによって首の後ろから当てて首をかっ切りました。
腹も切ってないのに一人介錯みたいな状態です。
夢の中のどんな理屈かはファンタジーでわかりませんが、血をドバドバと吐き出し、何か泥のようないろんなものを口から吐き出し続けていました。

もう首を掻っ切って身動きも取れないし苦しい。
だけど死にきれていなくて、なかなか意識はハッキリしているままに、ああ…私はこのまま生きていかねばならんのかと自覚する夢。


とてつもなく壮絶な夢でした。
読み返してみると厳密には死ぬ夢ではない事にもびっくりです。
確かまさこさんが逝ってから2ヶ月も経っていない頃に見た夢だったような。
posted by madoka at 08:15| Comment(0) | 日記